新着記事
軟毛は薄毛の予兆!軟毛化による脱毛を防ぐ方法
髪質には、剛毛と軟毛があることはご存知ですよね。
剛毛か軟毛かをすでに自覚している人は良いのですが、
自分の髪がどちらに分類されるか分からないという人もいます。
そこでまずは、剛毛と軟毛の特徴を確認し、自分がどちらに分類されるのか正しく知りましょう。
剛毛だとフサフサを維持できる
髪の毛が太く、しっかりしている毛髪が剛毛です。
剛毛は、髪の毛を守るキューティクル(保護膜)が失われず、タンパク質などの栄養素も十分補給できている状態です。
剛毛が多いと髪の毛の育ちも良く、フサフサを維持出来ます。
剛毛が多く、髪の毛に十分な栄養が行き渡り、頭皮の状態も健康であれば、年齢とともに髪質が変化することは、それほどありません。
軟毛とは
細くて柔らかな毛髪が軟毛です。
髪の毛が細く、キューティクルが剥がれ落ちているため、外部の刺激にも弱くなっています。
軟毛は、枝毛や切れ毛の原因にもなりやすく、パーマやカラーリングは髪をさらに傷めます。
軟毛化が進むと薄毛リスクが高まります。
剛毛軟毛のテスト
極端に細く柔らかい髪や、髪が立つようなは硬い毛髪は、見ただけでもどちの髪質か分かりますが、わかりにくい場合には次のようなテストをしてみてください。
- 髪の毛を1本抜きます。
- それを指に巻き付けて、すぐに手を離します。
手を離したとたん髪の毛がすぐに指から離れれば剛毛です。
逆に、巻き付いたまま元に戻らなければ軟毛です。
剛毛から軟毛に変化したときは要注意!
頭皮環境の変化に伴い、髪質は変わります。
もともと剛毛だったのに急に軟毛になった場合、抜け毛が増えるサインかもしれません。
たとえば、血行不良で毛母細胞に十分な栄養素が送られなくなれば、髪の毛は十分に育たず、細くなります。
血行不良には、食生活の乱れやストレス、睡眠不足など、さまざまな原因が考えられます。
生活習慣の乱れだけでなく、整髪料の使い過ぎや、自分の体質に合わないシャンプーの使用が、頭皮の状態を悪化させる要因となり得ます。
軟毛化が薄毛を引き起こす?
軟毛化が進むと、薄毛を引き起こすことがあります。
その最大要因は、男性ホルモンにあります。
男性ホルモンはヒゲなどの体毛を濃くする働きがある一方、頭髪の軟毛化を加速させる作用もあるからです。
軟毛化が進行すると、髪の毛を増やす「成長期」が短くなり、新たに生えてくる毛が少なくなるため、抜け毛が目立つようになります。
軟毛化はAGAの兆候の1つと考えられますので、早期発見と速やかな対応が必要となります。
軟毛化による脱毛を防ぐ方法は?
剛毛が軟毛に変化し始めたら、以下の3点の対策を検討しましょう。
規則正しい生活
偏った食生活や睡眠不足などの間違った生活習慣は、軟毛化を加速させます。
不規則な生活を送っている人は、規則正しい生活を心がけましょう。
また、亜鉛やタンパク質など、髪の毛の成長を助ける成分の入った食べものやサプリメントを摂取しましょう。
洗浄力の強いシャンプーは使わない
洗浄力の強いシャンプーは、頭皮の皮脂を過剰に除去します。
皮脂は多すぎてもいけませんが、取り過ぎてしまうと紫外線などによるダメージを受けてしまいます。
AGA外来を受診
AGAの専門医に軟毛化の原因を診てもらうのも良い方法です。
軟毛化の原因を正しく認識し、それにそった予防方法と対策を講じることができます。
AGA外来は、頭皮改善に役立つメニューや設備が充実しているため、本格的な薄毛・脱毛治療を望む方にはおすすめです。
>>【関連記事】AGAとは?
AGA治療が受けられるクリ二ック
まとめ
剛毛が軟毛化したと感じたら、まず原因を突き止めましょう。
生活習慣や食生活に問題があれば、それらを改善しましょう。
それでも効果がないようなら、あるいは生活に問題がないのに軟毛化が急速に進行しているようなら、AGA外来を受診することをおすすめします。