最近、白髪が増えて来ちゃって。染めようかとも思うけれど、毛が痛むし毛染め剤には毒性物質が入っているというし、どうしたら良いものかと…。
私も白髪が増えて実年齢より老けて見られるので何とかしたい。でも、染めるのは抵抗あるし…
まだ知らない人が多いようだけど、毛髪を染めるのではなく黒髪を再生させる画期的なシャンプーが2019年4月に発売されたんだよ
白髪を黒髪に甦らせるシャンプーが2019年4月に発売され(2018年5月には先行予約が行われた)、今、白髪に悩む人々の間で関心が高まっている。
世界で初めて髪色のメラニン色素を細胞レベルで活性化させることで、日本人(アジア人)の白髪化した毛髪を自然に回復させ、黒髪を取り戻す「ブラックリバース」成分の開発に成功したのだ。
株式会社ネイチャーラボ(東京都渋谷区)と、カナダのルーカスマイヤーコスメティックス社との共同研究による成果だ。
ネイチャーラボ社の研究開発部門「セルラボ」と、分子・細胞生物学を専門とした新たな機能性基剤に注力し、機能性原料(医薬品・化粧品)などをパーソナルケア業界向けに展開する革新的な開発メーカーであるルーカスマイヤーコスメティックス社とが、2011年から7年の歳月をかけて成功に漕ぎ着けた。
毛髪の色と白髪になるメカニズム メラニンが決めて
そもそも誕生したての毛髪は無色(白色)と言われ、髪の毛の色を決めるのはメラニン色素になる。
メラニン色素には、ユーメラニンとフェオメラニンの2種類があり、そのメラニンの量のバランスによって、黒髪やブラウン、ブロンド色など多様な種類の髪色になることがわかっている。
髪色にとって、メラニン色素の存在が重要だ。
白髪になる2つの原因
・このメラニン色素がほぼない状態と言われ、メラニン色素をつくるメラノサイト自体の減少や機能不全によるメラニン産生の減少によって起こる理由
・毛球に対して酸化ストレスが増加し、色素幹細胞の減少やカタラーゼ発現と活性を減少させることによって、メラニン色素を損失
白髪になる原因プロセスと髪色の持つメラニンの関係
メラニン色素を自然に回復させ、白髪を黒髪に戻す世界初の成分
「ブラックリバース」は、特殊なペプチドを中心とした成分で、メラノサイトを活性化させることによって、メラニン形成を増加させることと、毛球におけるカタラーゼの発現と活性によって酸化ストレスを減少させ、本来自分自身が持っている毛髪のメラニン色素を取り戻すことに着目し、研究開発を行ってきた。
白髪に関与する遺伝子特定と解析から、メラニン色素形成と毛球の酸化ストレスに関与するペプチドのスクリーニングなどの試験管試験、およびヒトにおける臨床試験までを行い、成分素材開発まで2011年のプロジェクト開始から7年間の年月を経て、白髪の改善と予防のために開発された成分だ。
加齢やストレスによってメラニン色素の減少によって、白髪になってしまった状態を、人間が本来持つメラニンを再活性化させ、自然な自分の髪色に、回復させることができる世界初の画期的な成分が「ブラックリバース」だ。
メラニン色素が完全に無くなっている状態では、再生は機能しないことがわかっていて、メラニン色素が残っている状態であれば、メラニン色素を回復させることができる。
株式会社ネイチャーラボとは
1997年に設立し、製造・流通・販促が一体となったマーケティング・スキームによって、80ブランド1,000アイテム(2018年4月現在)を手掛けている。
主なカテゴリーは、ヘアケア、ファブリックケア、スキンケア、オーラルケア、ヘルスケア、メンズケア、そしてダイエット。
特にヘアケアカテゴリーについてはこのカテゴリーのリーディングカンパニーとして、主力商品であるモイストダイアン、マーロ、ベルーガをはじめとする高品質かつ高価値な商品を次々と市場に送り出している。
また、日本全国40,000店舗、国外に約10,000店舗を超える(2018年4月現在)アクティブな流通網を持っていることも強みであり、ドラッグストア、バラエティストア、ホームセンターなどの業態やカテゴリーにあわせた販売戦略の立案から実行までを行っている。
セルラボとは
ネイチャーラボの研究開発部門。
セルラボでは、肌細胞の研究と商品開発を行っている。
自社ラボでの開発だけにとどめてしまうことが開発の遅れにつながると考え、ネイチャーラボでは、「Open Innovation」を推進。
ルーカスマイヤーコスメティックス社とは
1991年にカナダで創業され、世界56か国に拠点を持っている医薬品原料を主に開発を行うメーカー。
制癌剤の開発をするために血管新生阻害剤に着目し、化粧品産業にも参入。
その後、海洋生物・植物由来の有効成分、ペプチドに加え、レシチンを主とした製剤など、分子・細胞生物学を専門とした新たな機能性基材にも注力をしており、新規の機能性原料(医薬品・化粧品)などを積極的に開発している。
その機能性原料を医薬品や化粧品などパーソナルケア業界向けに革新的な開発を行っている。
国際科学専門誌「International journal of Cosmetic Science」に掲載
株式会社ネイチャーラボ 研究開発部門「セルラボ」が開発した「ブラックリバース処方(TM)」の主成分「PTP20」(パルミトイルテトラペプチド-20)が、2018年、国際科学専門誌「International journal of Cosmetic Science」に掲載された。
【臨床研究成果の背景】
「ブラックリバース処方(TM)」について
白髪化プロセス「毛髪の色素形成と蓄積」における原因特定と作用の可能性を示唆する成分「PTP20」は、白髪症の原因となる毛髪や毛幹におけるメラニン喪失と酸化ストレスの増加と直接関係があり、毛髪の色素形成を促進し、白髪化プロセスの低減を目的に、セルラボが、オープンイノベーションを用いて研究開発したシグナルペプチドであることを確認しています。
毛髪の色は、メラノサイト(メラニン色素の生成)で産生され、ケラチノサイト(メラニン色素の蓄積)へ移動するメラニン色素の有無が影響します。
また、毛包における色素形成は、毛包メラノサイト、基質であるケラチノサイトおよび真皮乳頭層線維芽細胞の間の連続的な相互作用が正しく行われている状態です。
白髪の出現は毛包メラノサイトの密度と減少とメラニン含有量の減少に直接関連する現象ですが、酸化損傷への対処能力の低下に伴う活性酸素の蓄積も白髪化のプロセスへの関与が示唆され始めている中で、本論文において、in vitroとex vivoにおける研究から白髪化に関連し、分子標的に対する「PTP20」の効果と臨床結果が明らかになっています。
白髪化プロセスにおける「PTP20」の効果/白髪化プロセスにおける阻害要因と研究について
- メラニンの酸化とメラニンの合成を阻害する過酸化水素(H2O2)の減少に対する効果
- 皮膚、毛髪の両方においてメラニン色素形成の要素について、レギュレーターとされているメラノサイトの受容体「MC1-R」の活性化とメラニン産生の効果
- SIRT1(長寿遺伝子/サーチュイン遺伝子の活性化により合成されるタンパク質)の酵素活性促進の効果
以上3点に対する研究成果が発表されています。
この10年間、スキンケアや毛髪ケアにおけるメラニンやメラニン形成の生物医学的および技術的な幅広い応用に関心が高まる中、「PTP20」に非常に多くの生物活性が明らかになり、その活性が毛髪の色素形成プロセスに貢献することが確認されたことは、白髪化プロセスの予防または低減に対する可能性を示唆しています。
参照元:ネイチャーラボ プレスリリース
まとめ
株式会社ネイチャーラボ(東京都渋谷区)と、カナダのルーカスマイヤーコスメティックス社との共同研究により、
日本人(アジア人)の白髪化した毛髪を自然に回復させ、黒髪を取り戻す「ブラックリバース」成分の開発に成功。
2019年春「ブラックプラス」の名で遂に商品化された。
男性用はMARO17 ブラックプラス
女性用はBosley(ボズレー)ブラックプラス
しかし、発売後、勘違いした人が間違ったレビューをしているのが目立つ。
Bosley ブラックプラス
\シャンプー/
\エッセンス/
\エッセンスプレミアム/
\ハリコシ/
\コンディショナー/
\コンディショナー・ミニボトル180ml/
MARO17 ブラックプラス
\シャンプー/
\コラーゲンショット/
\エッセンス/